面白い共在の場を求める、
巻き込み巻き込まれ系コレクティヴの試み。
7月17日から7月22日までの6日間をコアウィークとして、8月下旬まで、いろんな人たちが、いろんな形で、それぞれに、知的に面白いことを発信する、オンライン&オンサイトの饗宴。
2025年もマキコミヤの祭りを開催します!!
巻き込まれ企画をお持ちの方は、どうぞ開催情報について
上のフォームよりご一報ください。
*今年から、開催期間が8月下旬までになりました!
7月17日(木)12:00〜7月22日(火)23:59【オンライン;一般公開】終了
研究室に漫画を持って行く。——「先生、『僕のヒーローアカデミア』を読んでください!」
主催者:小笠原史樹+野里和花
「正義は、なにをもってそう定義されるのでしょうか。少数の幸せを守るために多を犠牲にする行為は、悪ですか」
漫画『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平)を読んでさまざまな思いを抱いたフリーライター・野里のどかが、大学時代の師である福岡大学准教授で哲学研究者・小笠原史樹の研究室に漫画を持ち込み、各々感じたことを深掘りする時間。
漫画『僕のヒーローアカデミア』は、人口の約8割がなんらかの特異体質“個性“を持って生まれ、その“個性“を使って活躍する職業・ヒーローが憧れを集める世界で、“無個性“で生まれた少年が、No. 1ヒーローを目指す物語です。
17日正午頃にLC哲学カフェのYouTubeチャンネルに対談動画がアップロードされます。22日いっぱいまでの限定公開です。期間内にご自由にご視聴ください。
対談動画の視聴はLC哲学カフェYouTubeチャンネルにて:
https://www.youtube.com/channel/UCu3PTnOlN5_a0KupiNruQmg
7月17日(木)19:00-21:00【オンライン;非公開】終了
AIにおける倫理と哲学——円城塔『コード・ブッダ』を機縁として——
主催者:みやうち
ふるたに、まつお、まるやま、みやうち
円城塔『コード・ブッダ』を囲んでAIにまつわる倫理や哲学について、ざっくばらんに語り合う一夜限りの座談会!!
7月19日(土)14:30-17:00【会場参加andオンライン;申し込み制】終了
社会芸術学会シンポジウム「はじまりの森崎和江——〈自己〉と〈他者〉のさらにその先へ」
登壇者:藤田尚志+川松あかり+平芳幸浩+大畑凛
場所:京都工芸繊維大学 60周年記念館1F記念ホール
登壇者:
【炭鉱・聞き書き】川松あかり(九州産業大学)
【詩・文学】平芳幸浩(京都工芸繊維大学)
【愛・性・家族】藤田尚志(京都工芸繊維大学)
応答・総括:大畑凛(大阪大学)
司会:藤田尚志(京都工芸繊維大学)
宮野真生子が生前これから取り組もうとしていたのが森崎和江だった。
今回、宮野が属していた社会芸術学会のシンポジウムという形で、三人の非専門家が、森崎の巨大な遺産に挑む。
※非会員の方でも対面/ZOOMいずれでもご参加いただけます。参加申し込みは下記からお願いします。
https://forms.gle/XNVx3QZRiRzCkZer5
7月20日(日)13:30-15:30【会場参加;申し込み制】終了
『35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる』刊行記念トーク&哲学カフェ:「遺伝子を知る」とは、どういうことか?
聞き手:安本志帆
ゲスト:飯塚理恵
会 場:應典院
ゲスト:飯塚理恵氏(哲学者・著者)
聞き手:安本志帆(哲学プラクティショナー・カフェフィロ)
テーマ:「『遺伝子を知る』とは、どういうことか?」
形式:前半トーク/後半 哲学カフェ形式での対話
共催:應典院 「あそびの精舎フォーラム」
協力:カフェフィロ
自分の「遺伝的リスク」を知りたいですか?
知ったうえで、どのように生きたいですか?
病気の予測や遺伝子検査が「選べる」時代に生きる私たちに問われているのは、「その情報を、どのように受け止め、どのように生きるか」という態度ではないでしょうか。
本イベントでは、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)とともに生きる哲学者・飯塚理恵さんをお迎えし、「遺伝子を知るとはどういうことか?」をテーマに、お話を伺います。
後半は、参加者同士で問いを深める哲学カフェ形式の対話の場をひらきます。
医学の専門知識がなくても、病の経験がなくても、どなたでもご参加いただけます。
聞き手は、安本志帆(カフェフィロ / 哲学プラクティショナー)です。
「知ること」と「生きること」のあいだを、静かに見つめてみませんか?
参加費:1,000円
参加申し込みはこちらから:https://makikomiyanomatsuri.peatix.com/
7月21日(月)16:00-18:00【オンライン:一般参加可能】終了
マキコミヤ高校野球観戦#1(納涼クマカープ前座)
主催者:三浦隆宏
カープファンの宮野さんは、高校野球の熱狂的ファンでもありました。
しかし、これまでのマキコミヤは誰もこのテーマについて扱ってこなかった!
そこで、同じく高校野球大好き人間(かつドラゴンズファン)の俺が満を持して立つ!!
「バーチャル高校野球」のライブ配信を観ながら、参加者と高校野球について、そして宮野さんについて、自由におしゃべりしたいと思います(祝日だしチューハイぐらいは呑むかもです)。
とりあえずは納涼クマカープの前座として試験的に始めてみますが、手応え(&需要)があれば、8月の甲子園での選手権大会へと引き継ぐかもしれません。
https://us06web.zoom.us/j/89757631448?pwd=c9keqgMJPkVW69RUGiqAV6lj4ECyfQ.1
7月21日(月)18:00-試合終了【オンライン:一般参加可能】終了
納涼クマカープ-マキコミヤカープ観戦
主催者:上村 崇
どうする? 宮野!
今日も負けたぞ!
連敗が続くカープ。すでにBクラス。
さらに毎年開催していた22日に今年は試合しとりゃぁせん。
カープ応援に飽きたか? 宮野。
クマの出没ばかりが目立つぞ!!!
21日の神宮球場戦をZoomでワイワイ観戦するので、宮野も諦めずに参加するように。
各自、ラジオとテレビで観戦しながら、今年もカープを観戦します。
いつでもどこでもだれでもかれでもZoom のURLからどうぞ!
https://us06web.zoom.us/j/89548773938?pwd=sXNyJaPSEoFyYFRdVcqkoM91jarnja.1
7月24日(木)15:00-18:00【会場参加andオンライン:申し込み制】終了
エヴァ・イルーズ『なぜ愛に傷つくのか』(福村出版、2024年)をめぐる社会学と哲学の対話~婚活アプリ・コミット恐怖症・欲望の構造転換~
主催者:藤田尚志
ゲスト:久保田裕之
講演:久保田裕之(日本大学)
応答:酒巻鼓(京都工芸繊維大学)・高井優作(京都工芸繊維大学)
司会・応答:藤田尚志(京都工芸繊維大学)
親密な関係性を築きたいと願いながら、婚活アプリの膨大な情報の海に溺れ、いざ選んだ候補者に対して全面的にコミットしていいものか躊躇ってしまう…。「近代における親密な関係性を形作る社会関係と制度のあり方、市場原理によるその支配を分析した金字塔的著作」を訳した気鋭の家族社会学者・久保田裕之氏を迎えて、現代の愛・性・家族の哲学の最前線を探ります。
※ハイフレックス(対面+ZOOM)開催の予定です。
申し込みはこちらから:https://forms.gle/4XkyJkJq2zPvvThZ6
8月2日(土)14:00-17:00【会場参加andオンライン:申し込み制】終了
ベルクソンと動物たち2~霊長類社会学×拡張ベルクソン主義~
登壇者:平井靖史+藤田尚志+西江仁徳+米田翼+村上久
場所:京都工芸繊維大学 東4号館2階セミナー室
提題:平井靖史(慶應義塾大学)・西江仁徳(京都大学・京都工芸繊維大学)
司会・提題:藤田尚志(京都工芸繊維大学)
応答:村上久(京都工芸繊維大学)・米田翼(大阪大学)
カニの群れ行動から地球外生命体(ETL)にまで話が及んだ昨年に引き続き、それぞれの分野で話題の研究者が集まり、今年も動物の言語や植物の哲学など、拡張ベルクソン主義の観点から縦横無尽に語ります。
※今年はハイフレックス(対面+ZOOM)開催です。参加申し込みは下記からお願いします。
https://forms.gle/kt8enaRpCxT3r1HP8
8月17日(日)17:00-18:30【オンライン:申し込み制】終了
"平等”とは何だろう。~みんないっしょだけが平等???~
主催者:田中遊麻
長い間、社会全体で所得格差などが問題視されており、社会における平等を求める運動が行われている。しかし、実際は所得格差は広がり続けている。そのような中、より具体的な形の平等を考えることで、現代の日本社会における問題の本質を見定めることを目指す。
特に、「十分主義」の考えを導入し、みんないっしょだけが平等ではなく、違いは認めるが、本当の問題は格差ではなく、困窮なのではないかという提案を行い、これからの平等を考えるものである。
*参加フォームからお申し込みください。ZoomのURLをお知らせします。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe63y8nAOCaXQfdXnjI7yveVhEQLvoE6t3AzLb-7rKaiK_Tqg/viewform
8月19日(火)19:00-20:30【会場参加andオンライン:申し込み制】終了
代官山人文カフェ「社交は世界をどう変えられるのか?」
登壇者:戸谷洋志+三浦隆宏+奥田太郎
第30回代官山人文カフェ「社交は世界をどう変えられるのか?」
『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新聞出版社)刊行記念
話題提供者:戸谷洋志×三浦隆宏
進行役:奥田太郎
2017年10月から始まった代官山人文カフェもついに第30回目。多くのトークイベントに埋もれながらも細々と著者と参加者らとの対話を続けてきました。今回は、以前にも人文カフェで対話の進行役を何度かされたことがある戸谷洋志さんにお越しいただき、先般に上梓された『詭弁と論破』の最後で提唱されている、詭弁の蔓延に抵抗する技術としての「社交」について、みなさんと考えてみたいと思います。論破がもてはやされ、とかくエビデンスが重視される現今の世界を社交的な議論はどう変えていけるのでしょうか?
場所:代官山蔦屋書店 3号館2階 イベントスペース/ZOOM配信
主催:代官山蔦屋書店
共催・協力:朝日新聞出版
申し込みはこちらから!
【プロフィール】
戸谷洋志(とや・ひろし)
1988年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。 大阪大学で現代思想を学ぶ。著書に『ハンス・ヨナスの哲学』(角川ソフィア文庫)、『スマートな悪――技術と暴力について』(講談社)、『SNSの哲学――リアルとオンラインのあいだ』(創元社)、『僕らの哲学的対話――棋士と哲学者』(イースト・プレス:共著)など。
三浦 隆宏(みうら・たかひろ)
1975年生まれ。椙山女学園大学人間関係学部准教授。 大阪大学で臨床哲学を学ぶ。著書に『活動の奇跡――アーレント政治理論と哲学カフェ』(法政大学出版局)、『アーレント読本』(法政大学出版局:共編著)など。
奥田 太郎(おくだ・たろう)
1973年生まれ。南山大学社会倫理研究所教授。 京都大学で哲学・倫理学を学ぶ。著書に『倫理学という構え――応用倫理学原論』(ナカニシヤ出版)、『失われたドーナツの穴を求めて』(さいはて社:共編著)、『汚穢のリズム――きたなさ・おぞましさの生活考』(左右社:共編著)など。
8月22日(金)18:30-20:00【会場参加andオンライン:申し込み制】終了
「やくたいもない話」をしよう〜宮野真生子が愛した文体を傍に
登壇者:伊藤徹+高野吾朗
進行役:藤田尚志+奥田太郎
『やくたいもない話』(理論社)刊行記念トークイベント
哲学者の伊藤徹さんは、知る人ぞ知る美文家であり、誰よりもその文体に魅了されたのが宮野真生子さんでした。その伊藤さんがこのたび、「やくたいもない」(静岡方言で「役に立たない」の意)話を書き連ねた〈随想録〉を上梓されました。自分自身について語ることを通じて、読者を人間性一般に関する深い洞察へと導く本書は、これぞ哲学的エッセイ集という一冊です。そして、夏目漱石や寺山修司の香りも漂う本書についてこのたび一緒に語っていただくのは、ほぼ同時期に詩集『騎士と坑夫』(花乱社)を出版された髙野吾朗さん。書いたら消さないルールを自らに課し、「自分が本当に生き切った記録」として詩を書き続ける佐賀市在住の詩人です。
今回のトークイベントでは、宮野真生子さんが愛した伊藤さんの文体を傍に、哲学者と詩人が、やくたいもない話について、やくたいもない話を繰り広げます。ぜひお越しください。
開場:18:00
場所:本のあるところajiro(福岡市中央区天神3-6-8-1B)
対談:伊藤徹さん・髙野吾朗さん
司会:奥田太郎さん・藤田尚志さん
参加方法:会場参加/ライブ配信/学割チケット
チケット:会場1650円(学割1100円)、オンライン配信1100円
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:村上)
本のあるところajiroの告知ページはこちら。
【出演者プロフィール】
伊藤徹(いとう とおる)
1957年静岡市生まれ。京都工芸繊維大学名誉教授。専門は哲学ならびに日本近代精神史。マルティン・ハイデガーに学び、「有用性の蝕」というキーワードを手掛かりに自身の思索を展開している。単著に『柳宗悦 手としての人間』(平凡社、2003年)、『芸術家たちの精神史』(ナカニシヤ出版、2015年)など、編著に『寺山修司の遺産』(共編者・檜垣立哉、堀之内出版、2023年)、 Wort–Bild–Assimilationen. Japan und die Moderne (共編者・Robin Rehm, Simone Müller, Berlin 2016)など、訳書にギュンター・フィガール『ハイデガー入門』(世界思想社、2003年)などがある。
髙野吾朗(たかの ごろう)
1966年広島市生まれ。現在、佐賀県佐賀市在住。大学で英語教師をしつつ、英語と日本語の両方で詩作を続けている。これまで出版した英語詩集は、Responsibilities of the Obsessed (2013年) 、Silent Whistle-Blowers (2015年)、Non Sequitur Syndrome (2018年)、Sunday Double Suicide (2022年)の四冊(いずれも出版元は米国のBlazeVOX社)。また、これまで出版した日本語詩集は、『日曜日の心中』(2019年)、『百年経ったら逢いましょう』(2021年)、『騎士と坑夫』(2024年)の三冊(いずれも出版元は福岡市の花乱社)。
8月23日(土)15:00-17:30【会場参加:一般参加可能】終了
「哲学者」と哲学者のあいだ—哲学史における創造的誤読:ヘーゲル、ベルクソン、京都学派をめぐって
登壇者:竹花洋佑+飯泉佑介+平井靖史
「あの哲学者は、別の哲学者をどう解釈したのか?」
この問いをきっかけに、哲学の歴史をスリリングに読み解くイベントを開催します。本企画では、ヘーゲル、ベルクソン、そして京都学派の哲学を専門とする3名の研究者が登壇。それぞれの哲学者が、互いの思想をどのように解釈し、時には「創造的」に誤読してきたのかを探ります。
登壇者同士があえて無防備な問いや批判をぶつけ合い、それに応答するライブ感あふれる議論を通じて、「ヘーゲル」と現実のヘーゲル、「ベルクソン」と現実のベルクソン、「西田・田辺」と現実の西田・田辺哲学といった、私たちが抱くイメージと哲学者の実像との違いを浮き彫りにしていきます。
この企画は、福岡大学における「マキコミヤ」のメイン企画の一つとして開催されます。哲学の専門的な知識は不要です。学生の皆さんをはじめ、哲学史の新たな面白さに触れてみたい方々のご参加を心よりお待ちしております。
場所:福岡大学1011教室(10号館1階)
登壇者:
竹花洋佑(福岡大学:京都学派、西田・田辺哲学)
飯泉佑介(福岡大学:ヘーゲル哲学、ドイツ観念論)
平井靖史(慶應義塾大学:ベルクソン哲学、時間と記憶の哲学)
※本イベント終了後、同日19時から、マキコミヤの祭り2025の(中締め的)後夜祭を福岡の天神もしくは博多周辺で開催します。会費は一般は6000円程度、学生は3000円程度を予定しています。参加する方は、下記フォームより8月18日(月)の22時までにご回答ください。
https://forms.cloud.microsoft/Pages/ResponsePage.aspx?id=ZlzBpug070OlvcfxPweUPtl7VlHxUqNHq2pNNwi3JV5UNlI3Q1I5ODVVN1hWM05YRkFWMDNTNUZJNC4u
問い合わせ先:竹花洋佑(福岡大学人文学部takehana@fukuoka-u.ac.jp)
8月31日(日)13:00-18:00【会場参加:申し込み制】
Chat(ter)ing 9ueerly——クィアはおしゃべり
主催者:逆巻しとね
ゲスト:古怒田望人/いりや+小宮りさ麻吏奈
共催:鈴木淳(アーティスト)
場 所:art space tetra 2階
開 場:12:30
協 賛:なごみ貿易株式会社
参加費:2,000円+ワンドリンク(入口で徴収)
問い合わせ:逆卷しとね(vortexsitone@gmail.com)
形式:
バトル・ロワイヤル方式。ゲストによる1時間のお喋りの後、10分ごとに参加者がひとりずつ増えていく。新規「おしゃべりすと」は、直前のおしゃべりから単語をひとつ拾って、お喋りを引き継ぐ。
参加方法:
以下のフォームから予約してください。20名に達したところで締め切ります。
https://forms.gle/2AbwpZYvjB9vbw9aA
ゲスト紹介:
古怒田望人/いりや(こぬた・あさひ/いりや)
1992年生まれ。ジェンダークィア。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、工学院大学等非常勤講師。専門は、哲学、クィア理論、トランスジェンダー研究。単著に『クィア・レヴィナス』(青土社、2025年)。共著に『フェミニスト現象学入門——経験から「普通」を問い直す』(ナカニシヤ出版、2020年)、『フェミニスト現象学——経験が響きあう場所へ』(同、2023年)。主な論文に「ベルサーニをトランスする——ベルサーニのクィア理論におけるトランスリーディングの可能性」(『Gender & Sexuality』第19号)など。
小宮りさ麻吏奈(こみや・りさ・まりな)
1992 年アトランタ出身。アーティスト / アーター。自身の身体を起点とし、クィア的視座から浮かび上がる新たな時間論への関心から「新しい生殖・繁殖の方法を模索する」ことをテーマにパフォーマンスや映像、場所の運営などメディアにとらわれず活動している。漫画『線場のひと』(上下巻)。近年の主なプロジェクトに1年間花屋を経営する「小宮花店」、オルタナティブスペース「野方の空白」の運営。共同プロジェクトに制度における同性婚不可と建築法の問題を重ね合わせ、再建築不可の土地に庭をつくるプロジェクト「繁殖する庭」の運営、映画制作を鈴木千尋とともに行う。また、クエスチョニングを続けるためのクィア・フェミニズムアートプラットフォーム「FAQ?」をアーティストの谷川果菜絵 (MES) と共に運営。近年の主な個展に「Invasive Ale」(StudioVoltaire、ロンドン、2024)、「機械化する種ep.01」(タリオンギャラリー、東京、2024)、「繁殖する庭」(繁殖する庭プロジェク小名義,TOH,東京)、グループ展に「REBORN ARTFESTIVAL 2019」(宮城県)、「陸路(スピルオーバー#1」 (BUG、東京、2024)、など。